壊れかけてないエンタメRadio

引っ越しました。

エンタメ全般のごった煮放送。

面白すぎ。満足度1000% /エンド・オブ・ホワイトハウス

f:id:miyabiyama2019:20201022120153j:plain

youtu.be

2013年製作/120分/PG12/アメリ
原題:Olympus Has Fallen
配給:アスミック・エース 

新型コロナウィルスの影響で、大作映画が軒並み公開延期になり、大作映画を自宅で観たい。しかもかなり面白い奴を。と探しているところに「エンド・オブ」シリーズを見つけ鑑賞。

 

【あらすじ】

シークレット・サービスとして大統領の護衛にあたるも、大統領夫人の命を守ることができなかったマイケル(ジェラルド・バトラー)。それから2年後、彼はホワイトハウス周辺を担当する警備員となっていた。そんな中、独立記念日を迎えたホワイトハウスをアジア人のテロリスト・グループが占拠し、大統領の解放と引き換えに日本海域からの米海軍撤収と核爆弾作動コード開示を要求する。特殊部隊による救出作戦が失敗に終わるのを目の当たりにしたマイケルは、一人でホワイトハウスに飛び込んでいくが……。(シネマトゥデイより抜粋)

 

【感想】

超面白かった。感動するレベル。劇場で観るべきだった。アクション大作映画、自分の中では見尽くした感があって、見応えのある映画はもうないだろう。と思いつつ、たまたま見つけたこのシリーズ。自分が観たいと考えていた映画そのままだったので驚くばかり。

徳永英明ファンはご存知のジェラルド・バトラーが製作・主演を務めた骨太アクションの舞台となるのはなんと、アメリカのホワイトハウス。世界で一番安全と思えるこの場所が、テロリストのターゲットに。バルカン砲を積んだ戦闘機がホワイトハウス周辺を無差別攻撃。観光客含めその場にいた人たちはミンチにされ血の海に。地上ではRPG(ロケットランチャー)が飛び交い、こちらも火の海。ついにテロリストはホワイトハウスへの進入に成功、制圧。大統領も人質に。側近や国防長官もフルボッコのリンチに。

展開があまりにぶっ飛びすぎて、笑いが出るレベルだが、ハリウッドの凄いところはこういうことに惜しみなくお金をかけて本気でやり切っているところ。もうテレビの前で開いた口が塞がらない。人が爆風で吹っ飛んだり、撃たれたりする場面は生々しく9.11を想起さえさせる。

ツッコミどころもあるっちゃあるけど、展開が面白すぎて気にならないレベル。「24」を思い出すのは自分だけか。

不満があるとするなら、大統領夫人役のアシュレイ・ジャッドの無駄使い。出番もセリフも少なすぎて、久しぶりにみかけられて喜んでいたのも束の間。90年代は「スモーク」「ヒート」「評決のとき」など大活躍だったのに。それと、テロ組織がアジア圏というのも意外で、自分は初めて見たかも。

とにかくアクション映画としては100点満点で1000点。無茶苦茶面白い。観終わった後はスッキリ爽快。2013年の作品、タイトルは知っていたのに何故観なかった。自責の念。おすすめ。

f:id:miyabiyama2019:20201022145411j:plain

↑德永英明が日本版主題歌を務めた「P.S.アイラヴユー」。個人的にはミスキャスト感漂う作品だった。