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新感覚サスペンス。 / ザ・ギフト

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2015年製作/108分/G/アメリ
原題:The Gift
配給:ロングライド、バップ

youtu.be

パラノーマル・アクティビティ』シリーズなどのヒットメーカー、ジェイソン・ブラム製作のもと、俳優のジョエル・エドガートンが監督を務めたサイコスリラー。幸せに暮らす夫婦が、ある男から執拗(しつよう)にプレゼントを贈り続けられる恐怖を描く。(シネマトゥデイより抜粋)

 

【あらすじ】

転居先で幸せな生活を送っている夫婦サイモン(ジェイソン・ベイトマン)とロビン(レベッカ・ホール)の前に、サイモンの高校時代の同級生だというゴード(ジョエル・エドガートン)が現れる。再会を祝いゴードは1本のワインをプレゼントし、その後もたびたび二人を訪ねては贈り物をし続ける。次第にその内容がエスカレートしていき、二人が違和感を抱くようになると、周囲で異変が生じ……。(シネマトゥデイより抜粋)

【あらすじ】

お気に入り俳優の一人ジェイソン・ベイトマンがはまり役。Netflixで配信中の「オザークへようこそ」にも出演中。マフィアの資金洗浄に奮闘する会計士の地獄絵図。エンドレスで観続けてしまう中毒性を持つ。こちらもぜひに。

本題。この手のサスペンス、ラストへ進むにつれて事態がエスカレートしていくのが常なのだが、そういう血生臭い描写は一切ない。ずっと静か。それがとても怖かったりするのだが、キーとなる人物がラストになってもなかなか現れなかったり。どう、話が着地するのか結構ギリギリまでわからない仕組みになっている。

ゴードがサイモン夫妻に送るプレゼントも意味があるらしくキリスト教絡み。劇中に発せられるセリフなどにも伏線が仕込まれていて「あれは一体、どうなったんだろう、どういう意味だったのだろう。」と鑑賞後も尾を引いた。サスペンス系は好きでよく見るけど、この作品はそれらと一線を画した内容だった。

目を覆うような残酷な描写がるような作品でないけど、ラストは少々後味が悪く、その上モヤモヤする。