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德永英明が観なかったら、観なかった。/真夜中のパリで、ヒャッハー!

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2014年製作/84分/フランス
原題:Babysitting
配給:「真夜中のパリでヒャッハー!」上映委員会

【あらすじ】

出版社勤務のフランク(フィリップ・ラショー)は社長からの依頼で、自分の誕生パーティーを諦めて一晩だけ子守を引き受ける。社長の屋敷で彼を待ち受けていたのは、チヤホヤされて育ったわがまま息子のレミだった。レミは、自分の父親の部下であるフランクに理不尽な要求ばかりを突き付け……。

 

【感想】

徳永英明が観た。と記憶していたので、ふと「観てみようかな」。と思い至った次第。ただそれが「真夜中のパリでヒャッハー」なのか「世界の果てでヒャッハー」なのかわからなかったので、先に製作された「真夜中の…」の方を鑑賞した。

観る前は、本当に面白いのか? 前情報もなく、かなり迷った。レビューを観たら軒並みかなりの好評だったので、観賞したら。かなり面白かった。これは笑えた。

下ネタと動物を使った悪ふざけが冒頭は鼻について、この先もっと酷くなるのか不安になったけど、許容範囲内のギャグで声出して笑えるポイントがいくつもあった。

子守をしているはずの家に誰もおらず、警察まで出動する大騒ぎで一体何が? と思っているところに、現場に残されていたカメラでその謎が明らかになって行くサスペンス的な要素も良かったし、社長の息子のレミも次第に主人公のフランクに心を開いて行く様も心温まる。

傑作だと思う。德永英明も述べていた通り、トップレスやストリッパーが登場したり、下ネタも結構キツめな内容なので、鑑賞の際には注意が必要だ。久しぶりにコメディ映画を観たけど、自分はあまりコメディ映画は観ていない事に気づき、物色中。德永英明のおかげで、とんでもなく面白い映画を知り、コメディ映画にも目覚めるという一石二鳥な情報を、3年も前に言っていたにもかかわらず、今頃になってようやく得られたのだった。

おすすめなので、是非に。

 

続編「世界の果てでヒャッハー!」も鑑賞。こっちが德永英明が観た作品。フランクの彼女の父親が営むホテルに赴き、バカンスするはずが彼女の祖母の面倒を見る事に。そしてまたしてもフランク達は失踪。そこに残されていたハンディカメラに記録されていた映像を見る。という内容。

観る順番にもよるかもしれないけど、舞台を家からジャングルに変えた。という事以外はフォーマットは基本同じで新鮮味は感じられなかった。結末も展開もわかっているので、先は読めてしまったし、途中も少し中弛みを感じはしたが、映画としては楽しめた。どっちを先に見ても楽しめると思う。

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