好きな俳優。(邦画・女優編)その弐
松本穂香。
彼女の存在を知ったのは、インスタグラム。(笑)
「シャッターと松本」というタイトルで
女優とシャッター街を撮ってるだけという。
なんだ、これは。と思って見ていたが後述の
アストラル ・アブノーマル鈴木さん
にも通ずる何やらオフビートなその世界観が面白かった。
↑このイラスト、誰が描いたのだろう。
すごく良いイラストだと思うのは自分だけか。
↑自撮り。痔取り。AAAの西島くんを思い出す。
なんか、デジカメをすごい久しぶりに見た自分に
恐怖を感じた。いつかデジカメも滅びるのかも…
週替わりで身近なものと彼女を撮る。
というテーマでもう3年くらい?投稿し続けている。
執念。
BATON…。
で、初めてちゃんとお目にかかったのは
これまた「恋は雨上がりのように」。
髪型が全然違うのだけど、「ああ、あの人だ」って感じで見てた。
小松菜奈のバイト先の同僚役で、出番も多めだった。
…が、そんな「恋は雨上がりのように」をもしのぐ
スーパー・オフビート・ムービー
「アストラル ・アブノーマル鈴木さん」
が自分の映画史を塗り替えた。(かなり真面目に言ってます)
非の打ち所なし、完璧。
多分ロボコップと並行して何十回と観て行くと思う。
芸能人になる夢を奪われ、田舎街でくすぶる
自称グレートユーチューバー鈴木ララを
「あなたは、だぁれ?」
と思うレベルの別人格で熱演。
ネタバレになるが、双子の妹、鈴木リリも演じている。
ちゃんとキャラ分けしてるし、雰囲気も違う。
なんだ、この役者は! びっくり仰天。
デビューして3年程だが、主演を映画で張るのはこれが初。
(「おいしい家族」で初。と謳っているが個人的にはこっち)
それまでは、出演数は多いが端役がメインという印象。
事務所の意向で彼女には3年間
ウェブやWOWOWの単発ドラマで経験積ませてから
主役を張らせよう。という心意気を感じるのは自分だけか。
知名度を一気に上げたのは
実写版「この世界の片隅に」でのすず役か。
自分も当時、能年玲奈以外に演じられる人がいるのか。
と思っていた。松本穂香が発表された時は妙に腑に落ちた。
(この時はインスタグラムで顔を知っている程度だった)
アニメ版の能年玲奈の声のイメージがマッチしすぎて
実際に見るまではどうなのだろう。と思っていたけど
しっかり、アニメ版のすずのイメージを崩さないで
体現できていたと自分は感じたけれども。
(もちろんアニメも鑑賞済み)
順番は前後するが朝ドラ「ひよっこ」での澄子が有名だと思う。
自分はこのころ、朝ドラはノーマークだった。
総集編みたけど、澄子のシーンは、ほとんどカットされていた。
が、ひよっこはすごく良い話だった。朝ドラに感動。
1番手っ取り早いのは、
auのCMで神木くんと共演していることか。
他にもいくつか作品は鑑賞したけど、
演技のスキルが高く、引き出しが多いと感じる。
そんな演技派は3年の下積みを経て、一気に爆発する。ブレイク。
年内に主演映画3本。
板尾の女装がインパクト強すぎ、
とある島を舞台に繰り広げる家族ドラマ
「おいしい家族」
タイトルからしてシリアスそうな
「酔うと化け物になる父が辛い」
渋川清彦の満面の笑みに不気味さを感じる。
「ルーム・ロンダリング」の監督。
銭湯が舞台のヒューマンドラマ
「わたしは光をにぎっている」
と、毛色は違うものの、あまりに立て続けすぎて
何を演じているのかわからなくならないのか。
と心配になるレベルで徳永英明の時の様に
「体を大切に」と言いたくなるのだった。
3連続新作発表に対して
自分の好きなハリウッド俳優の新作が告知されて
テンションが上がるのと同じくらいのレベルだった。
アストラル・アブノーマル女優。